2026年9月15日、短編集『下町の灯り 第一集』をAmazon Kindleより出版しました。
町工場、八百屋、時計店、食堂、駅のホーム。
どこにでもありそうな下町の風景を舞台に、そこで暮らす人々の人生を描いた、八つの短編小説を収録しています。
私が書きたかったのは、特別な人たちの物語ではありません。
毎日仕事に出かけ、家族と暮らし、ときには迷い、後悔しながら生きている。そんな、ごく普通の人たちの物語です。
人生には、思いどおりにならなかったことが、いくつもあります。
けれど、長い年月を振り返ったとき、何でもなかったような一日が、不思議と心に残っていることがあります。
私は、そういう時間を物語にしてみたいと思いました。
『下町の灯り 第一集』は、その思いを形にした最初の短編集です。
読んでくださった方が、登場人物の誰かに自分自身を重ね、読み終えたあとに、ふとこれまでの人生を振り返ってくれたらうれしく思います。
そして、心のどこかで、こう感じてもらえたら。
自分の人生も、悪くない。
現在は、第二集の執筆を進めています。
これからも、普通の人の、普通の人生を描き続けていきたいと思っています。
